札幌で見つかる野鳥。ヤマゲラのお話だよ。
(2021年12月19日)
今回紹介する札幌で見られる野鳥は、キツツキの「ヤマゲラ」です。
名前が似ているので間違えられやすいのですが、ヤマガラではありません。
ヤマガラは小さな鳥で、全長は14cm位。
ヤマガラと違って、ヤマゲラの全長は30cm前後。
日本では北海道にしか生息していないキツツキであります。
住宅街の公園にはあまりいませんが、森の中や森が近い地域で飛んでいるのを見かけますよ。
(もし双眼鏡があると、さらに見つけやすくなります)
ヤマゲラは緑色の目立つ羽
こちらは北海道神宮内で見つけた時のヤマゲラの姿。
(2021年4月)
大きな特徴となっている、緑の羽が目立ちます。
野鳥撮影は油断禁物。
この時は境内を歩いていたら、パタパタッ!っといきなり飛んできたのです。
なので気付いてからカメラを構えるのに数秒のロスが発生!!
2,3枚撮ってる間にすぐに飛んで行ってしまった、、(残念)
一つ分かったのは「オス」だということ。
頭が赤くなっている所に注目です。
(メスは赤くない)
手稲山でも発見!
こちらは手稲山の山頂側のスキー場。
昔は「手稲ハイランド」って言われてました。
駐車場付近で見つけた時の写真です。
(2021年5月撮影)
見つけたのは良かったけど、近くで撮れん、、
寄れば逃げるし、遠くだと小さくしか写らないし。
なかなか難しいものだ。
野幌森林公園にいたヤマゲラ
厚別区の野幌森林公園でもたまに見かけます。
個人的に好きな場所は、園内の北海道博物館の辺り。
車は博物館の近くに停められますよ。
(駐車料金は無料)
この日は2021年の5月。
2羽飛んでいるのを発見!!
そのうちの一羽が近くの木に!
シャッターチャンスだったのは約10秒。
そしてまたあっと言う間に飛んで行った~。
近くにやって来たのでドキドキしたよ♪
2021年12月中旬の野幌森林公園
この時が今までで一番長く撮影ができました。
(15分くらい)
場所は同じく北海道博物館の近く。
今回はヤマゲラがすぐに逃げる事も無く、近くで写せましたよ。
飛んでいたのは2羽。
見つけると嬉しくなって
「おおお、いたあ~!!」
とテンションが上がりますが、すぐにドカドカと大きな足音で向かってはいけません。
ヤマゲラは俺の存在にとっくに気づいている。
静か~に、静か~に、、
カメラを構えながら、半歩ずつ亀の歩みで寄るのだ。
慌てて追うと絶対に逃げる。
だけど綺麗に写すには近くへ寄らなければならぬ。
風もない静かな森の中、ヤマゲラの目を見つめながら心臓はドキドキ。
心の中で「逃げるなよ~、逃げるなよ~!」と言いながら、カメラのレンズを向ける。
そして木に飛んで来た瞬間!!
おおお、うまくいった。これは近いぞ。
おでこが赤いから、オスであるのが分かります。
そして近くには、おとなしい雰囲気のメスもいましたよ。
こちらをチラチラ見てますが、少し距離があれば逃げないようだ。
(メスはおでこの赤色がありません)
その後の2羽は、地面に降りたり他の木に移ったりしながら森の中に飛んで行きました。
写真撮影はここで終了です。
野鳥との出会いはいつも偶然。
札幌の街の中ではなかなか見られないヤマゲラですが、近くの森にはちゃんと生息していますよ。
また近いうちに見つかりますように。(^^)
(街の中でもよく見るヒヨドリのお話はこちら)
ヤマゲラ写真館(追記)
その後に時々撮影出来た写真です。
簡単にまとめたのでどうぞ。
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(2023年2月7日)
場所は旭山記念公園。(11時頃)
シマエナガを探しに森の奥へ行ったら、偶然出会いましたよ。
(2023年4月14日)
同じく旭山記念公園。
(朝7時頃)
園内を歩いていたら、なぜか突然目の前に飛んで来たんだ!
頭が赤くないので「メス」である事が分かるよ。
すっごいこっち見てるね。(笑)
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