宮島沼、マガンのねぐら入りの時間は大迫力!
2021年4月16日(金)
(今回はちょっと札幌郊外のお話です)
2021年3月末に一度訪問した
宮島沼。
(その時は結氷中でして、、)
4/14に沼の氷がやっと解けて
水面が見えて来たとの事。
なので、早速ねぐら入りを見に行きました。
で、「ねぐら入りって何?」
と思ったあなた。
簡単に言えば、日没頃にマガンが
宮島沼に帰って来る様子の事です。
昼間は畑でエサを食べ、夕方に
沼に帰って来て翌朝まで一休み。
このねぐら入り、実際に行ってみると
想像以上の迫力でありました!!
日没前の宮島沼
今日(2021年4月16日)の
日没時間は18時15分。
早めに行ったので、宮島沼に
着いたのは16時頃。
白鳥がぷかぷかと湖面にいて
ゆっくりと羽を休めていましたよ。
(まだこの時間は静かな雰囲気)
アオサギもいるし、トビもやって来た。
遠くにはキツネも見えるぞ。
(画面中央)
沼にはまだマガンはいませんが
近くの畑にはもうたくさん見えます。
やがて段々と日は傾いて、空が
夕暮れ色に変わって行きます。
すると、、
日没を迎えた宮島沼
空を赤く染めながら沈む夕日。
いよいよ始まりました。
この時間になると、宮島沼めがけて
四方八方からマガンが帰って来る。
あっちから。
こっちから。
次から次へと宮島沼めがけて
帰って来る。
周りの畑にこんなにいたとは
驚きです。
マガンのねぐら入りピークの時間
「結構帰って来たなあ~♪」なんて
のん気に思っていたら、ピークは
ここからだった!
マガンはさらに、さっき以上に
どんどんと帰って来る。
右を見てたら左から。
左を見てたら後ろから。
マガンの波だ!!
さっきは白鳥がちょっといただけの
湖面が、ねぐら入りで帰ってきた
マガンでみるみる埋まって行く。(驚)
今日は40,000万羽いるんだって!
こんなに集まると鳴き声も
すごい事になります。
しばらくの間、空を埋め尽くす
マガンの様子を見ていました、、
ねぐら入りのまとめと感想
マガンのねぐら入りをこの目で
見たのは初めてでした。
「日が沈んだらマガンがたくさん
帰って来るみたい~」
なんて軽く考えていたのが大違い。
大量のマガンが次から次へと
やって来てすごい事に。(驚!)
宮島沼は日本国内で最北&最大の
マガンの寄留地。
ピークでは6~7万羽になるらしい。
およそ4月下旬まで見られるとの
事なので、まだ見に行けるかも
知れないなあ。
北海道がまだ開拓される前から
ずっと続いている光景、、
今回も大変勉強になりました。
ここで体力をつけて、さらに遠くまで
飛んで行くようです。
宮島沼からは樺太方面ではなく
カムチャッカ半島に渡って
行くのですね。
ねぐら入りが見られる時間は、日没後
30分程。
当日の日没時間を確認しておくと
計画が立てやすいですよ。
また、双眼鏡があるとさらに
マガンの様子がハッキリと
分かりるのでとても便利です。
コメント
カメちゃんです
凄いですね!
こんなに迫力あるとは!
写真綺麗でした。
来年チャレンジしようかなと思いました。
返事遅れてごめんなさい。
コメントありがとうございました。
僕が行った時は沼明けしてまだ2日目だったのですが、その後は8万羽まで増えたそうです。
沼めがけて一斉に飛んでくるので、大迫力だったのですよ。
これからもずっと見られる光景なので、カメちゃんさんも是非訪問してみてください。(^_^)