キツツキのコゲラを見つけられるかっ??
「札幌の野鳥の事を知りたいのだけど、何から探せば良いのだろう?」
そう思ってここへ来てくれたあなた。
コゲラにしましょう。コゲラ。(笑)
コゲラは日本で一番小さなキツツキです。
(全長15cmくらい)

スズメより少しぷっくりしていて、背中の模様が白黒なので分かりやすいですよ。
札幌市内の木の多い公園で年中見かけるので、是非探してみてください。
今回は探し方のヒントと写真を用意しました。
絶対に参考になるので、じっくり見てみてくださいね。
コゲラってどんな姿なの?
こんな感じでさりげな~く、木にとまっていたりします。
(画面中央)

一番の特徴は白黒の背中の模様。

この白黒模様を見つけたら「コゲラ」と断定して大丈夫。
他に似た鳥がいないので、とても分かりやすいのです。
また普通に見た感じではオスとメスの違いが分かりません。
どこで見かけても、背中が白黒模様の姿ですよ。

札幌のどこにコゲラがいるの?
写真を見て「こんな身近にいるんだ~!」と思うと、探したくなりません?
「ここに行くと絶対にコゲラがいるよ!」とまでは言えないのですが、見つけられる可能性が高いのがこちらの公園。
・野幌森林公園
・滝野すずらん公園
・旭山記念公園
・真駒内公園
・円山公園(北海道神宮)
・月寒公園
僕も実際に行って何度も写真を撮っていますよ。
(木が多い公園でよく見かけます)
例えばこちらは滝野すずらん公園で撮ったもの。

ちょっと遠かったので姿はぼんやり。
でも背中の模様は良く分かります。
(コゲラに限った話ではありませんが、野生の鳥は人間の近くには寄って来ません)
そしてこちらは野幌森林公園で写したもの。

距離は3mくらい。偶然目の前に飛んできて、10秒ほどですぐに行ってしましました。
たまに近距離の出会いがあると嬉しくなります。(笑)
感覚的な話になりますが、タイミング良く見つかるのは旭山記念公園。
2021年の夏前には巣立ったばかりの幼鳥もいました。
親鳥より大きくなっているのに、まだエサをもらっていますね。

幼鳥はまだ警戒心が無いので、ちょっと近めでも撮影出来ました。
背中にうぶ毛が残っているのに注目。

コゲラは探しやすい野鳥
野鳥探しの中でコゲラは初級編としてピッタリです。
・比較的見つけやすい
・年中札幌にいる(渡り鳥ではない)
・見た目が分かりやすい
・キツツキなので枝をコツコツする習性がある

もし持っていれば双眼鏡があると便利です。
公園を2~3時間歩れば、コゲラに限らず他の野鳥や小動物に出会える可能性もあるので、じっくり探してみましょう~。


コゲラ探しのまとめ
事前に動画(YouTube)を見ておくと、より分かりやすいでしょう。
コゲラの動きは俊敏なので、突然近くに飛んでくる場合がありますよ。
鳴き方は「ジー」とか「ギー」という小さめの声です。
(慣れて来ると鳴き声をたよりに探すことが出来ます)

公園内を歩いていると、近くの木に「ちょこん」といるかも知れません。

どうぞ見つかります様に~。(^^)/
その後、市内で見つけたコゲラ情報
2023年7月18日。
(月寒公園にて)
見た目は同じ大きさですが、下が巣立ったばかりの子供。(幼鳥)
まだ親からエサをもらっていましたよ。

2024年2月20日。
旭山記念公園にて。

2025年2月。
同じく旭山記念公園で。

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(その他の鳥さん情報)
ゴジュウカラも見つけやすい野鳥です。
なかなか見つけづらい天然記念物のクマゲラの話はこちら。
(補足説明)
記事内で紹介した写真は、カメラの望遠レンズを使って撮影しています。
目視ではここまで大きく見えませんが、双眼鏡があると大変便利。
野鳥観察だけでなくコンサートやスポーツ観戦・旅行時にも役に立つので、一つ手元にあっても良いかもしれませんよ。(^^)/
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