(2024年10月15日)
来たぞっ!!
その名前は紫金山・アトラス彗星。
「紫金山」は中国名でして、日本語の
言い方で「しきんざん」。
中国語の発音だと「ツチンシャン」とか
「ツーチンシャン」って言われてるよ。
その彗星が夕暮れ後の空に見えたんだ。
訪問日は2024年10月14日。
石狩湾の海辺に行って来たよ。
夕暮れの空を見送り、彗星が
見えてくるのを待ちます。
方向は西の小樽方面だよ。

オレンジ色の空が終わりかけた頃に
その時はやって来た。
夜空に素晴らしい光景が現れたんだ。


長く伸びた尾がとても美しい。
これは凄い光景!!
「カメラだから写るんでしょ?」って
思う人がいるかもしれないけど
この日は肉眼でもハッキリと
見えたんだ。
音もなく空に浮かぶ彗星。
静かな波の音を聞きながら
ずっと眺めておりました。
場所を移動
一人で感動して興奮している俺。(笑)
その後、海辺から
「はまなすの丘公園」方面に
移動してみた。
時間が経ち、彗星の位置が
低くなってきたよ。
でもこの低さが良いんだ。
はまなすの丘公園には木道がある。
その向こうに見える彗星。
そのまま奥に歩いて行ったら、彗星の
近くに行けそうな感覚になったよ。

そして、横にあるのは石狩灯台。
一緒にも撮れるなんて
これは奇跡の光景だ。(涙)

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目で見られる彗星って次にいつ遭遇
できるかは全く分からない。
「もしかしたら自分の人生でこれが
最後かもしれないな、、」
そんな思いで見ておりました。
宇宙は不思議。
本当に不思議だわ。(^^)
今回は4年前に見た
ネオワイズ彗星より長い尾だったと
思います。
その時の様子はこちら。
↓
彗星を追いかけろ!
最初に紹介した写真は自分が
撮った中で一番綺麗に見えた
時のです。
(2024年10月14日撮影)
当たり前ですが、彗星は
空が晴れないと撮れないのが
悩ましい所。
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日没後の夕暮れ空に見え始めてきたのが
2024年10月12日。
(場所はモエレ沼公園)
この日から彗星を追いかける日々が
始まったんだ。(笑)
17時30分過ぎ。
彗星の場所は地平線近くギリギリ。
双眼鏡で見たら、左上に向かって
うっすらと尾が見えました。
(分かる?)

まだ日没後の明るさが空に残って
いるので、写すのが難しい。
この数分後には雲に隠されて
しまいましたー。
2024年10月13日
この日も同じくモエレ沼公園を訪問。
しかし、雲が多い、、
見えたのはほんの一瞬。

雲の隙間から「チラッ」っと。
上に向かって尾が伸びているよ。

2024年10月14日
そして、肉眼でも見えたのがこの日。
空が晴れて良かったよ♪

2024年10月15日
この日は曇りのため彗星は
見えず。
2024年10月16日
夕方は雲と青空が半分半分くらい。
とりあえず2日前と同じ場所の
石狩浜へ行ってみた。
しかし、海辺も雲が多かったー。
霞がかかる空気の中、彗星の尾が
左上に伸びているのがうっすらとだけ
分かったよ。

2024年10月17日
この日は雲が無いまずまずの空模様。
「街の明かりを入れて写るだろうか?」
と、疑問があったのでやってみた。
場所はまたモエレ沼公園だよ。

ううむ、一応写ったけど札幌の街は
明るすぎであった、、(笑)
まあでも、これはこれで勉強に
なりましたよ。
いつの日かまた彗星が来た時の
参考にしておこう。
その後、10月23日までは曇りや
雨が続く毎日。
「彗星が遠くへ行ってしまうー!」と
やきもきする日々でした。
2024年10月24日
6日ぶりにやっと晴れたっ。
石狩浜へGO~!!
遠くの明かりは小樽方面だよ。
まだ尾がちゃんと写るのが
確認できた。
(画面右上)

双眼鏡でなら分かるけど、肉眼では
全く見えなくなってしまったよ。
2024年10月26日
夜も晴れ予報だったので、中山峠の
てっぺんまで車を走らせる。
車の外気温計の表示は3度。
なかなか寒いぞ。
月明かりが無いので、外は真っ暗。
ここでもやっぱり肉眼では分からない。
でも、カメラだとちゃんと写ったよ。

下に見えるのは羊蹄山。
一緒に撮ると絵になる光景だな。
最後にまとめ
振り返ってみると、10月14日の
晴れた日に見えたのが一番綺麗で
大きかったですね。
最後にこの日に写した他の
写真を紹介して終わります。
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夕暮れの石狩浜。
空が暗くなってくる頃に
ぼんやりと彗星が見えてきた。
(画面中央の上部)

ちなみにこの日は夕日の
オレンジ色が強く出ていて
美しい海辺でした。

こちらは石狩灯台。
時間とともに彗星の高度が低くなり
ちょうど一緒に撮れるタイミングと
なりました。

小樽方面に沈みゆく様子。
肉眼でもぼんやりとした姿が
ちゃんと分かったよ。

今回はかなり貴重な体験と
なりました。
いつの日かまた目で見られる時が
あるだろうか。
ありがとう紫金山・アトラス彗星。
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