チューリップを美しく撮りたい
どうすればチューリップを
綺麗に写せるのか?
ここ数年、春にあちこちの公園で
撮ってみて気づいた事があるんだ。
結論から言うと、この3点が
とても重要。
① 早朝に撮る
② 逆光で撮る
③ 撮る角度を考える
では順に詳しい内容を
書いていきますね。
早朝に撮りに行こう
札幌の場合、チューリップが
咲くのは5月上旬。
この頃の日の出の時間は
4時半前。
そこまで朝早くじゃなくても
良いけどさ、6時台には現地に
行きましょう。
すると、こんな素晴らしい景色が
見つけられるはず。
北区の百合が原公園
2025年5月8日。
ちょうど咲き始めた頃だ。
時間は6時半だよ。


写真から爽やかな朝の様子が
伝わるかなあ?
そしてこちらは5月16日。
この日も6時半頃の訪問。

色とりどりのチューリップと
青空、新緑が綺麗だね。
日中と違って朝は鮮やかに
写るのが分かるよ。
中央区の円山公園
場所が変わって、こちらは
円山公園。
5月17日の6時過ぎだよ。
近くに大きな木があり、その隙間から
斜めに日差しが入ってくる。

朝の柔らかな光のおかげで
こんな感じに撮れたんだ。
逆光で撮る
まあ簡単に言えば
チューリップの向こう側に
太陽があるようにするってこと。
実際に撮るとこんな写真となる。

白や赤の単色よりオレンジ系の
方が写りが良い。

こっちの色も良いね。

昼間だと日が高くなってしまい
こんな感じでは撮れません。
頑張って早起きした人だけが
見られる光景だよ。
撮る角度を考える
撮り方を変えると「おっ?」と
思ってもらえる写真になるのでは
ないだろうか。
そう考えて色々とやり始めたのが
きっかけです。
この3枚の写真は
スマホで撮りましたよ。

地面にしゃがみ、スマホの
レンズを下にして撮ってみる。
(スマホの上下を逆にする)
太陽の光をうまく入れられそうなら
それもやってみよう。


晴天の日に撮ると超鮮やかに
写るな。
チューリップに限らず、花の写真は
天気が良い日に撮るのが基本だよ。
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では最後にその他いくつかの
お話をどうぞ。
水平に撮る
ありきたりな写真で終わって
しまうのが、立って普通に撮る構図。
例えばこんな写真。

これを見た人は「チューリップだねー」と
分かってくれるけど、それ以上は
特に何の感動もないと思う。
そんな時、簡単にできるのが
「水平に撮る」構図。
(さっき紹介した写真にも
数点ありました)
想像できると思うけど、自分が
しゃがんだらチューリップの
花は自分の目の高さと同じになる。
なので、花畑全体を写したら
こんな様子に撮れるんだ。

次は全体写真とは逆に一種類の
花に近づいて撮影。
すると、、


横の構図で長方形にすると
花の広がって咲いている
様子が伝わるのではないだろうか。
撮影する高さを変えるだけで
全然違う絵となるので、これは
撮るときに是非やってもらいたい。
珍しい花の色を狙え
「チューリップ」って聞いたら
赤・白・黄色の一般的な色の
を思い浮かべませんか?
そのイメージを変えるこんな
花はどうだろう。

おおっ、こんなタイプの色が
あるんだ~!
って思ってもらえそうだ。(^ ^)
珍しい花の「形」を狙え
さっきは色だったけど、今度は
「形」について。
花びらの端っこがギザギザに
なっているタイプはどう?

スーパーマリオブラザーズで
土管から出てくる花みたいに
見える。(笑)
背景に何か入れられないか?
「早朝に撮りに行こう」の中でも
紹介しましたが、百合が原公園に
行くとサイロを背景に撮れるんだ。

また、滝野すずらん丘陵公園に行くと
こんな感じで表現出来る。

そしてこちらは早朝の
大通公園。
後ろにテレビ塔を入れて
一緒に撮れる場所があるよ。

この様に、背景と合わせて
写せそうな場所があったら
やってみよう。
メインはチューリップなので
後ろの建物が目立たないように
撮るのがポイントだよ。
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